【経緯】
依頼者Cさん(32歳女性)は夫と息子2人(小学4年生と小学1年生)の4人暮らし。
夫は小学校の教員でサッカー部の顧問をしているため、土日も部活の練習や試合で毎週のように出かけていたそうです。
ある日、近所のスーパーで買い物をしていると、サッカー部に所属する子どもの保護者と遭遇し、世間話をしていると次のような会話が。
Cさん 子どもさんも毎週部活で大変ですね。
家族で出かけることもないんじゃないですか?
保護者 土曜は月2回くらいは練習しているようですけど、日曜は月に1回試合があるかないか程度ですから、子どもは、もっと試合したいと言ってるくらいですよ。
夫が部活と嘘をついて外出していることが分かりました。
帰宅してから、それとなく夫に日曜に家族で外出する計画を持ちかけますが、部活で忙しいからと断られ、Cさんは夫に対して不信感を募らせます。
そして、次の日曜日、夫の浮気調査をすることに。
【調査結果】
夫は朝8時に自家用車で出かけましたが、停車したのは隣町の24時間の大型ショッピングセンターの駐車場。
5階建ての立体駐車場で時間的にまだ客数も少ないため、1階から5階まで、どこでも駐車できるスペースはありましたが、夫は車が1台も駐車していない屋上へ向かい人目につかない奥の一画に駐車しました。
約30分が経過した後、1台のワンボックスカーが現れ、夫の車の隣りに駐車しました。
夫は車から降りると、ワンボックスカーの後部座席へ乗車し、それから車に動きはなく、2時間が経過しました。
夫はワンボックスカーの後部座席から降りると、自家用車へ乗車し発進。
数分後、ワンボックスカーも発進したため、追跡したところ近所のマンションの敷地内駐車場へ駐車し、30歳代前半の女性が降車しマンションへ入っていきました。
女性が帰宅した部屋号数より名前を特定したところ、夫が以前、赴任していた学校で一緒に仕事をしていた非常勤講師であることが分かりました。
Cさんに報告したところ、嘘をついて出かけていたことは分かっていたものの、女性と会っていたことに強いショックを受けていました。
ただ、夫への気持ちや子どもの将来を考えると、離婚を考えることはできず、結局、Cさんは今回の調査で知ったことを自分の中だけにとどめ、今の生活を続けることに決めました。
旦那さんはいまも部活と言って外出しているそうです。
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